(目的)

第1条　この条例は、牧野法(昭和25年5月20日法律第194号)に基づき、土地の保全と牧野の荒廃を防止し、牧野改良事業を行うことにより土地利用の高度化と生産性の向上を図ることを目的とする。

(位置及び面積)

第2条　牧野の位置及び面積は次のとおりである。

(牧野の利用)

第3条　牧野の利用は、毎年上松町長(以下「管理者」という。)が、次に掲げる基準に基づき植生の状態等考慮の上決めるものとする。

(牧野の管理)

第4条　管理者は、牧野の維持管理について次の事業を行う。

(管理の委託)

第5条　町長は、旧慣その他特別の事情により必要があるときは牧野の管理の全部又は一部を農業経営を主業としている団体に委託して行わせることができる。

(経費)

第6条　牧野の維持管理に必要な経費は、必要により特別会計として次の収入をもって充てる。

第7条　放牧期間内における放牧料は、次のとおりとする。

(牧草の供給)

第8条　管理者は、必要に応じ牧草を畜産経営者に供給することができる。

(牧草の供給料)

第9条　前条により供給した牧草の代金は、次のとおりとする。

(放牧料及び牧草の代金の納入)

第10条　放牧料及び牧草代金は、上松町会計管理者に納入しなければならない。